天皇陛下生前退位のメリットとデメリット。時期はいつになるのか。

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「生前退位」という言葉自体に違和感がありますが
一般的にそのように言われていますので
あえてタイトルには「生前退位」という言葉を
使わせていただきます。

譲位といいたいんですけどね。

皆さん学校で日本の歴史を勉強していて
昔は崩御なされる前に譲位していて
その後上皇になった天皇陛下がいらっしゃったということは
知っておられるかと思います。

ではなぜ今現在は
崩御なさるまで天皇陛下でいることになったのか
譲位のメリット・デメリットを見ていきます。

画像引用:http://komekami.sakura.ne.jp/archives/333
 
平成の次の元号予想!候補も登場したがあえて考察!
 

メリット

天皇陛下は言うまでもありませんが
人間であります。

人間であれば年を取り
体力も気力も若い頃に比べれば
衰えることになります。

そして天皇陛下の公務は
ブラック企業も驚くくらい
激務になります。

平成になってからの天皇陛下は
80歳を過ぎていて病気がちであり
そのような状態であっても
公務に真摯に取り組んでくださいますが
一般国民の感情からすると
そのお姿は見るに堪えないものになってきます。

天皇陛下御自身も
ビデオメッセージでいままでのように
公務に取り組むことができないことを
嘆いておられました。

普段はあまり天皇陛下のことを
気にしないという方であっても
東日本大震災の時のご対応といったものは知っていて
その尊さに感動したかと思います。

そのようなすばらしい天皇陛下には
公務から離れて余生をのんびり暮らしていただきたいと
思うことでしょう。

譲位をすることにより
天皇陛下にとっても国民にとっても
安心する状況がやってくることになります。

また昭和天皇が崩御なされる前は
いろいろな規制といったものが
入ることになりました。

お祭りのような大々的なお祝い事なんかは
禁止されることになり
日本自体が長きにわたって
沈んだような状態になりました。

こういったことがおこれば経済活動なんかは停滞し
日本の国力の低下ということも
もたらすことになります。

今の天皇陛下はこのことも
嘆いておられました。

そして皇太子が天皇陛下になるタイミングというものも
関わってきます。

今の天皇陛下が即位なされたのは
50歳を過ぎてからになります。

一般人であれば働き盛りの頃を過ぎての
即位となりました。

もちろん皇太子の時から
頑張っておられましたが。

適切な年齢で即位するためには
譲位という選択肢も必要になってくることですね。

デメリット

残念ながら問題点というものも
あります。

今のように崩御なさるまで
天皇陛下でいるということは
明治時代に決まったのですが
それは問題点を考慮してのことでした。

天皇陛下は政治にかかわることは
できません。

ビデオメッセージでは譲位したいといったことは
おっしゃりませんでしたが
もしこのようなことをはっきりと言ってしまったら
政治にかかわったということになりますからね。

天皇陛下という尊い存在のお方は
下手をすれば政治利用されてしまいます。

歴史を見てみると
譲位を政治利用した天皇陛下がいらっしゃったり
天皇陛下を政治利用した人間がいました。

怨霊伝説で知られる崇徳上皇、
天皇陛下であらせられた時に
退位を迫られて実権のない
上皇にさせられました。

怨霊になっても仕方がないくらいの
不運な人生でした。

退位を政治利用した天皇陛下といえば
江戸時代の後水尾天皇がおられます。

江戸時代初期に幕府と対立した後水尾天皇は
タイミングをみて抗議の意味を込め
興子内親王(明正天皇)に譲位して
女性天皇を誕生させます。

この行為により
江戸幕府に多大な圧力をかけることに
成功しました。

江戸時代後期には孝明天皇、明治天皇のお父様が
譲位の意向を示したことにより
安政の大獄が起こったりもしています。

後水尾天皇譲位のさいも
多くの人間がなくなることになりましたね。

こういったことがあって明治政府は
譲位の政治利用を防ぐために
崩御なさるまで天皇陛下でいていただく決定を
しました。

他のデメリットとすれば
皇室典範といったもので決まったことを
見直す必要が出てきて
そのためには日数がかかるといったことも
ありますね。

そして一度変更すれば
再度変えることが難しかったりします。

その間に政治利用されるということも
残念ながらあります。

政府が天皇陛下のためにとる行動は
皇室典範や憲法の変更ではなく
特措法(特別措置法)になります。

現行の法律では適切に対処できない場合に、
特別に制定される法律になり

1代限りの適用ということに
なりそうです。

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